椎間板ヘルニア(首)
椎間板ヘルニア 首編
症例2
写真の白丸の囲った部分(見にくいです)の椎間板が突出して神経を圧迫しています。
皮膚切開し、筋肉を分け、気管や神経さらに太い血管をよけて椎間板が脱出した部分を削っていったところの写真です。
1週間後には首を上げるようになり、3週間で歩行可能となりました。
症例によっては術後直ぐに歩行可能となることもあるし、case-by-caseです。
腰の椎間板ヘルニアよりは難易度は高いです。
症例1
首の骨(頸椎)は7つあり、その間にも腰の骨同様に椎間板があり、ミニチュアダックスの腰椎椎間板ヘルニアと同様にヘルニアを起こします。
ヘルニアを起こすということは、その上を走行している神経を圧迫するため、その圧迫部位から後方に麻痺などの障害を起こします。